日本が世界に誇る観光地である京都は、古くからの伝統を大切に守りながらも新しい要素を取り入れ、独自の文化を築いてきました。そんな京都に住む介護士の仕事には3つの魅力があります。その1つは、伝統ある街で暮らせることです。休日は、自然が豊かで情緒ある京都ならではの風景に触れたり、美味しい京都のおばんざいを味わったりすることができるので、心身をリフレッシュさせることができ、仕事にも集中して取り組めるでしょう。
また、京都は訪問介護や通所介護のニーズが高いので、介護のスキルを磨いたり、ワークライフバランスを取りやすいのも魅力です。京都府は全国の中でも老人ホームをはじめとした入所型の介護施設が高齢者数に比べて少ないのが現状です。なぜなら、持ち家比率が高く、介護が必要な高齢者の多くが、自宅での生活を望んでいることが要因の1つになっているからです。そのため、介護士の求人は、訪問介護やデイサービスなどが多いという特徴があります。したがって、夜勤や残業も少なく、スタッフの間で起こりがちな人間関係の問題もほとんど発生しません。また、訪問介護は、1人で利用者宅で介護を行うので、介護スキルもアップするというわけです。
それからもう1つは、前述した入所型介護施設数が少ないことに関連しますが、今後は老人ホームなどの施設が多く建設される可能性もあるという点です。ですから、将来的にはオープニングスタッフとして新しい施設に勤務できるチャンスも見込めます。これらは、京都で働くメリットのほんの一部ですが、いい条件で働きたい介護心にとっては見逃せないポイントと言えるでしょう。